成人の日に合わせて各地で開かれる「二十歳の集い」の式典で着用する、袴(はかま)や振り袖の着付けや販売、レンタルを手掛ける沖縄本島北部の業者と契約した19~20歳の男女の間で、「業者と連絡がつかない」などのトラブルが相次いでいることが23日までに分かった。
関係者によると、業者は商品の発注や受注を手掛ける提携先に、新たに20歳になる男女から預かった代金を納入していない。提携先も業者と連絡がつかなくなっているという。
袴や振り袖の注文を巡って業者とトラブルになっている男女は100人超に及ぶとみられる。提携先の那覇市の貸衣装会社は「代金を着服した疑いがある」として、警察に被害を相談している。
多田文明:詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト
解説 「業者と契約した19~20歳の男女の間で『業者と連絡がつかない』などのトラブルが相次いでいる」との報道です。
2018年にも振り袖販売やレンタルを手掛ける「はれのひ」が、成人の日を目前に営業を停止して、晴れ着を着られず、新成人となる多くの人が被害に遭っており、同じことが繰り返されている可能性があります。
今回も「業者とトラブルになっている男女は100人超に及ぶとみられる」とのことで、被害の拡大が懸念されます。
はれのひの事件では、資金繰りが厳しく破綻する状況がみえていたにもかかわらず、契約を続けていたことで被害が大きくなりました。
なかなか相手先の会社の財務状況は、消費者の側からは知ることはできませんが、クレジット契約よりも現金払いにさせて大きな値引きをする。考える時間を与えず契約を急がせるなどの悪質な勧誘行為がみられがちです。不審な点がもし見られれば、契約を思いとどまることも必要です。
そろそろエステにしても着付けやレストランなど一定の金額以上は前払い制でメルカリとかみたいに一旦企業がプールして実際にそれが行われたら支払う、ドタキャンや直前キャンセルが起きたら規約に基づいて何パーか支払うとかそういうの義務付けた方がいいんじゃないの。
結局、ほとんどの場合は泣き寝入りになります。
式典の日に着物を着られないし、払ったお金も戻ってこない。
直前に発覚した訳ではないので、数年前の事件よりは“少しだけ”マシかも知れません。
とは言え、今から別の業者を探すのは大変だし、運良く見つかっても、またもう一度大金を支払う必要がある。
年末になるとこの手のニュースが出てきますよね。
写真だけ着物で前撮りして成人式は着物ではなくスーツやらドレスコードでもいいのでは?と思えてきました。
せっかくの成人式に悲しい思いをするくらいなら着なくても…と。
成人される皆様にたくさんの幸せが訪れますように願っています。
この手の商売での前払い制を禁止すれば良いのに、
運転資金確保が必要なのはわかるが、
自転車操業を許したらダメだと思う
前撮りで○○円とか出来高払いで
受けたサービスの分を、それぞれのタイミングで支払う
まともな業者ならそれでも成立するはずだけれど