“セレブの町”で山火事が急拡大 家や車が次々と…2000軒に避難命令 原因は【スーパーJチャンネル】

■山火事“セレブの町”で急拡大 原因は “セレブの町”に火の手が迫っています。 強風にあおられた炎が家を、そして車を次々と飲み込みます。 アメリカ西海岸のカリフォルニア州。多くのセレブが自宅を構える「マリブ」で大規模な山火事が発生しました。 太平洋から昇る朝日。住民たちに人気の景色ですが、この日、海には消火用の水を補給する航空機の姿が…。 火災発生時、2ヘクタールだった被害は、わずか一晩で500倍以上の面積にまで拡大しています。 原因は、この時期特有の「サンタアナの風」。内陸から太平洋岸に向かって吹く乾いた風で、山火事のリスクを高めることで知られています。 地元住民 「ここは悪い意味で有名。マリブ渓谷から熱風が吹き降ろしてくる。山火事が起きる度に危険にさらされるんだ」 気象当局によりますと、予想されていた最大瞬間風速は35メートル。2000軒以上に避難命令が出される事態となりました。 地元住民 「外に出て振り返ったら真っ赤。『起きて!』と手当たり次第にドアをたたいて回った」 「皆を起こして車に乗せたの、12人。誰も着替える余裕はなかった」 一方、迫る炎を前に避難せず、自宅を守ろうとする住民たちも…。 さらに山火事は大学のキャンパス近くまで拡大。学生たちも避難を余儀なくされています。 現在のところ鎮火率はゼロ。数軒の住宅が焼けましたが、幸いにも負傷者は出ていないということです。

【追悼】多くの俳優仲間とワイワイ楽しげに…歌手で女優の中山美穂さん 本誌が見た15歳からの軌跡

『毎度おさわがせします』で一躍トップアイドルに 歌手で女優の中山美穂さんが亡くなったことが12月6日にわかった。享年54だった。 6日の正午ごろ、東京・渋谷区の中山さんの自宅を訪れた事務所関係者から、「浴槽の中で亡くなっている」と110番通報があったという。その後、現場で死亡が確認され、警視庁が死亡の経緯について調べている。 「中山さんは1982年に東京・原宿でスカウトされ芸能界入りしました。1985年の14歳の時、ドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)のツッパリ少女・のどか役で一躍、脚光を浴びます。同年のドラマ『夏・体験物語』(TBS系)で主演デビュー。主題歌となったシングル『「C」』でアイドル歌手としてもデビューし、“ミポリン”の愛称で、瞬く間にトップアイドルになりました。 1995年には映画『Love Letter』で主演女優賞を総なめにし、1997年の映画『東京日和』で、写真家・荒木経惟氏の妻役を演じて、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。’80年代後半はアイドルとして、’90年代は女優としてトップを走りつづけた稀有な才能の持ち主でした」(テレビ誌ライター) ’02年にミュージシャンで小説家の辻仁成(65)と結婚。それを機に日本での芸能活動を休止し、フランス・パリに移住した。’14年の離婚後、都内で独身生活を送っていた中山さんだったが、そんな彼女の幸せそうな姿を『FRIDAY』(’16年4月29日号)が報じたのは、’16年4月のことだった。 ◆俳優仲間と楽しげに居酒屋で この日、中山さんは世田谷区・下北沢にある本多劇場で上演された舞台『魔術』に出演していた。終演後、彼女が俳優仲間たちと訪れたのは、庶民的な雰囲気のおでん屋『S』。 「ここは本多劇場に近いので、舞台の打ち上げなどによく利用されます。ウリは静岡風の黒ダシのおでんで、それをつつきながらソウルミュージックが聴けるという、いかにも下北らしいカオスな雰囲気の店。一品100円前後という大衆店なのに、大物俳優が普通に座ってたりするから、ビックリしますよ」(舞台関係者) 閉店時間の深夜0時、店を出た俳優陣が往来でお喋りに興じている。その中には萩原聖人(53)や勝村政信(61)の姿も。しばらくすると、中山さんが店の階段を下りてきた。終始ご機嫌な様子で、まるで彼らを従えるように、彼女が先頭に立って歩き出したのだった。 中山さんは『週刊朝日』(’20年1月3・10日合併号)で、インタビュー取材に応じていた。その中で、自身が思う女優の理想像について、このように語っていた。 〈役を演じる上で、技術的な部分や熱量以外に、自然に滲み出る何かが、一番その人のオリジナルなんだと思う。だとしたら、年を重ねること、経験を積むことすべてがお芝居の肥やしになる。80歳ぐらいのおばあちゃんって、陽だまりの中で座っているだけでも、何かが見えちゃうじゃないですか。私もそういう豊かさが欲しいんです。年齢を重ねて、ちゃんと自分の“味”を出していきたい。(中略)お芝居だけじゃなく、私自身も、年齢を重ねながら、いつかそういう存在になれたらと思います〉 1980年代、14歳から現在まで芸能界の第一線を走り続け、多くのファンを魅了した中山さん。心からご冥福をお祈りいたします。  

中山美穂さんと親友の男性芸人 遺体と悲しみの対面「いつもの寝てる姿と変わらない」

お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃいが10日、自身の公式ブログを更新。自他ともに親友と認め、6日に都内の自宅で死去した歌手、女優の中山美穂さんの遺体と対面したことを明かした。 じゃいはブログで「最後の訪問」とし、中山さん遺体が安置された自宅を訪問したことを明らかに。その様子を「部屋に入ると、中央にあるベッドの上に美穂ちゃんは眠っていた。訃報を聞いてから初めての対面。分かってはいたことだけど、やはり泣いてしまった。『ほんと、何してくれてんだよ』震えた声でそう言ったが、美穂ちゃんは知らんぷりしている。今にも起きてきて『ちょっと、あんたたち何してんの?』と言いそうなくらい、いつもの寝ている姿と変わらない様だった」とつづった。 一緒に部屋にいた中山さんの妹で女優の忍にも触れ、「忍ちゃん含め、その部屋に居た全員が『本当に凄い人だったんだね』と改めて共感した」としみじみ。「泣いているし、目の前にいるのに、やっぱり受け入れられずにいる。脳がバグってるようだ」と本音を告白した。 中山さんの部屋の思い出を「飲みに行った後にこの部屋でまったり話すこともあった。鍋パーティーをしたこともあった。忘年会もした。夜中に酔っ払いながら『お酒買ってきて』と呼び出されたこともあった。改めて考えたら、意外と料理が上手だったなぁ」と述懐したじゃい。「この部屋に来るのはこれが最後になるだろう。お別れの挨拶に来たつもりだったけど、最後は『美穂ちゃん、バイバイ、またね』と手を振って部屋を出た」と締めくくった。