信号無視した車が交差点に進入…間一髪で衝突回避 3日後にも再び信号無視を目撃「もう最近毎日見ている。やめて」広島市
広島市の交差点で信号待ちをしていたドライバー。 信号が青になった瞬間に目撃したのは、信号無視の車とあわや衝突という場面。 ドライバー: びっくりした。ちょっとでもタイミングがずれていたら絶対に事故になっていた。 左から来た車は赤信号にもかかわらず、停止線の数十メートル手前でもスピードを落とさず、交差点に進入。 ドライバーはとっさにブレーキをかけ、間一髪で衝突を回避しました。 ドライバー: 堂々と通っていくので、自分が信号を間違ったのかなと思った。こっちがブレーキを踏んでよかった。 安心したドライバーですが、それもつかの間…。 わずか3日後、また同じドライバーが同じ市内でモクゲキしたのは信号無視の車。 スピードを上げて進入し、強引に右折しました。 ドライバー: びっくりした。タイミングが悪かったら歩行者か車に当たっていたと思う。 立て続けに目撃された信号無視。 非常にまれなことと思われましたが、ドライバーは「最近毎日見ている」といい、人の迷惑なので、今すぐやめてほしい」と話しました。
執刀医語る“生体腎移植”最前線…元大関・小錦さんが妻から“腎臓移植”【報道ステーション】(2024年12月23日)
大相撲の元大関で、タレントの小錦八十吉さん(60)が23日、会見を開き、肥満性腎症のため、今月4日、生体腎移植を受けたことを明らかにしました。 サンタクロースの姿で、力強く語る小錦さん。 「皆さん、メリークリスマス。元気なコニちゃん、おかげさまで嫁の腎臓もらって、99.9歳まで生きる。嫁の腎臓をもらうのは、なかなか自分が受け入れられなくて。今年の6月、本当に、自分もびっくりするくらい、医師に『飛行機に乗ったら死ぬ』と言われて。だんだん自分も食が薄くなって。嫁にずっと前から(腎移植を)やれと言われていて。いまは、そばにいるんじゃなくて中にいる。(Q.お互いにクリスマスに贈りたいプレゼントは)LOVEをたっぷりあげようと」 小錦千絵さん 「私は腎臓をあげちゃったんで、何もあげられません」 妻の千絵さん(48)がドナーとなった腎移植手術が無事に成功し、23日に退院した小錦さん。 新弟子検査のときは175キロでしたが、稽古を重ね、大関となった小錦さんは、関取史上、最重量となり、その体重は300キロに迫りました。 湘南鎌倉総合病院・田邊一成院長補佐 「元お相撲さんだったり、非常に体格の大きい方でも安心して受けられることが、一つの大きなメッセージになる」 執刀医は、7年前、同じく妻がドナーとなった元横綱・武蔵丸の武蔵川親方から教えてもらいました。 田邉医師は、約40年で、2000件以上の腎移植手術を行ってきました。 脳死からの移植が少ない日本では、生体腎移植が年間1500件ほど行われていて、技術は世界トップレベルです。 湘南鎌倉総合病院・田邊一成院長補佐 「よく外来で聞かれるのは、75歳だからダメだと思ったとか。この病院では、一番年齢の高い腎臓もらった方は85歳。いま92歳で元気にされている。保健医療でできますから、非常に少ないお金で」 ドナーからの腎臓摘出は、腹腔鏡手術で2、3時間。日本では、6親等以内の血族などが同意のうえで提供することが認められています。医療の進歩で「適合しないことはほとんどない」そうです。 湘南鎌倉総合病院腎移植外科・大久保恵太部長 「血液型が異なるとできない血液型不適合というのがあるが、日本では、先人の技術によって、手術前にいろいろな薬剤使用や、血漿(けっしょう)交換などの技術で、安全に手術が行えるようになっているので、血液型が異なっても大丈夫です」 術後の生存率は、10年で9割を超えます。 今後、小錦さんは、免疫抑制剤を飲み続けますが、健康的な生活を送れるといいます。これからしたいことを聞かれると。 小錦八十吉さん 「僕なりに、日本の相撲文化を(海外に)伝えていくことが大切な仕事。生きている間になんとか。亡くなったときに、小錦は日本人と言われるくらいの覚悟で」
「金を出せ」刃物で背中を刺して逃走…事件直前に不審な男の姿も 千葉で連続強盗【報道ステーション】(2024年12月23日)
またも首都圏で連続強盗事件です。このうち千葉県旭市では、犯人が住人の背中を刺して逃走しています。この事件の直前、近くの飲食店では防犯カメラが不審な男の姿を捉えていました。 ■被害者「命があって良かった」 千葉県柏市で22日未明、男性(66)が1人で暮らす家に男らが押し入りました。 被害に遭った男性 「午前2時過ぎ、お風呂入って出たらバタバタいうので、ネコかアライグマかと思ったけど、そうじゃなかった。人間とばったり会った」 物音に気付いた男性が2階に向かうと、男と鉢合わせに。男は無言で男性を倒すと、顔を数回殴り、首を絞めたといいます。 被害に遭った男性 「命があって良かった。もう必死よ。男だった。2~3人。その1人と取っ組み合いをした。日本語っぽい印象は受けた」 男らは部屋を物色したあとに逃走。捜査関係者によると、住宅の近くの防犯カメラには事件の前に不審なワンボックスカーが行き来する様子が映っていたということです。 近所の人も事件前日に怪しい車を見ていました。 現場近くの住人 「ワンボックスの白い車が通り過ぎた。隣の家もワンボックスの白。そうかなと思ったらナンバーが違う。何か変な車だなと」 ■「金を出せ」背中を刃物で 柏市の事件から約3時間後、東に60キロほど離れた旭市でも…。 被害者の妻の通報 「若い男が侵入してきて夫が刺された。ガラスを割って入ってきたと夫が言っている」 夫婦2人が寝ていた家に男が侵入。1階を物色していたところを夫に見つかり「金を出せ」と迫りました。しかし、夫が「金なんてない」と話すと、男は背中を刃物で刺して逃走したということです。 さらに、周辺では他の事案も。2つの強盗事件の合間の時間帯に、飲食店のレジが荒らされる被害があったことが分かりました。 被害に遭った飲食店の店長 「ここが破けています」 (Q.網戸を破って) 「この小さい所から入ってきましたね」 22日午前4時半過ぎに撮影された防犯カメラの映像には、懐中電灯を持って店内をうろつく男の姿。周辺ではこの店以外に少なくとも2カ所で、レジが盗まれるなどの被害があったといいます。 警察は、飲食店などを狙った複数の事案があったことを把握していて、2つの強盗事件との関連や、一連の闇バイト事件との関わりも含めて捜査をしています。