道の駅東由利の日帰り温泉施設「湯楽里(ゆらり)」を運営する秋田県由利本荘市の第三セクター・黄桜の里(長谷山博昭社長)が、経営悪化により解散することが6日、明らかになった。鳥海高原ユースパーク(大井仁史社長)も事業を停止し解散する方向となった。市は三セク2社について、負債を全額支払う通常清算とする方針。両社とも臨時株主総会を経て清算手続きに入る。
湯楽里の営業は来年1月末で終了する。市は今月中にも新たな指定管理者を公募し、経営を三セクから民間に委ねる。応募がゼロだった場合は再公募を行い、それでも事業者の応募がなければ「直営を検討する」としている。