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『【解説】2度目の採決で「可決」…背景は? 突き動かした20万人の声』by「テレビ朝日系(ANN)」


韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾(だんがい)訴追案が2度目の採決で可決となったわけですが、この背景には一体、何があったのでしょうか。

まずは世論の怒り、これが一向に収まらず、むしろ火がついている。この危機感が大きかったと思います。

国会周辺では若い人から年配の人、まさに色々な世代20万人ほどが集まってマイナスの温度下で抗議の声を上げていました。こういったことが一部の与党議員、少なくとも12人の「賛成票」を突き動かすことにつながったんだと思います。

一方で、思ったほど与党からの造反が少なかったとの見方もあります。このあたりは与党内の権力闘争の側面もあって抑え込んだ形なのですが、いずれにしろ「弾劾反対」で臨んだ与党はこれから厳しい立場に置かれることになります。

弾劾可決後、尹大統領は職務停止となりましたから、一切、何の権限もない肩書だけの“大統領”となりました。

弾劾の動きと並行して、“戒厳令”に関わった幹部らが軒並み逮捕や取り調べを受けています。「内乱罪」の容疑で今後、捜査の手が尹大統領自身に及ぶかどうかも大きな焦点です。

政府が混乱に陥るなか、北朝鮮の挑発時はきちんと対応できるのか、韓国経済は悪化していくのではないか。こういった懸念の声も多いのが現状です。

政府の立て直しには、まだまだ相当な時間がかかると思われます。

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2024年12月15日

【解説】2度目の採決で「可決」…背景は? 突き動かした20万人の声

辺真一:ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

見解 国民を敵に回したことが弾劾の決定打となりました。世論は5日の段階では弾劾「賛成」が73.6%だったのが、一週間後に実施された調査では75%に増えていました。最初に弾劾されそうになった7日に謝罪談話を出し、「私の任期を含め今後の政局安定方策はわが党に一任する」と一線から退くことを示唆しておきながら12日の会見では一転、掌を返して、開き直る発言をしたことが命取りになりました。尹大統領は「諦めない、最後まで戦う」と徹底抗戦を宣言していますが、与党内の造反票が朴槿恵元大統領の時よりも少なかったことや与党支持者の66%が弾劾に反対していたことなどが強気にさせているようです。但し、尹大統領は3か月後に開かれた憲法裁判所で罷免されるまで逮捕されなかった朴元大統領と異なり、内乱や職権乱用容疑で近々逮捕される可能性が強いだけに「反抗」には限度があります。罷免は避けられないでしょう。

尹大統領の弾劾訴追裁決可決で近いうちに革新系の与党に政権が戻れば日韓関係が悪化する事はほぼ間違いない。韓国とは協定を結んでは政権が変わるたびに約束が踏みにじられる苦い思いをしてきている。このような大事な時に岩屋外務大臣は対韓政策は何を考えているのか動きが全く見えてこない。防衛大臣の際には韓国軍に自衛隊機がレーダー照射されても未来のためとか言って何もできなかった。論功行賞岩屋外相で日本国の国益を守る外交交渉ができるか心配である。

与党も野党も日本から見たらアレだけど、韓国の「自分の人生がうまく行かないのはすべて政府が悪い」って他責根性というか性根がスゴイと思う。どんな政権だろうと全国民が裕福で幸せになれるはずもなく、自己責任的な意識が一切なくすべては社会が政府が他人が悪いという節操のなさ。

尹大統領による戒厳令をクーデターだというならば、左派に賛同し20万人ものデモで現職大統領を弾劾に追い込んだ行動も、クーデターではないのか。民主主義が未成熟な国家が、これからどのように左傾化し混乱していくのかを、冷静に見極めたいと思う。

あの国に現代民主主義・法治国家なんて根付きようがないんだなと実感させられる。粛々と法に則った措置が取られる訳でもなく、戒厳令に基づいて行動した人間が次々と捕らわれ、民衆は感情に流されデモを起こす。まあ、それが国民の選択だというならば別に構わないのだが、こうやって国家として不安定であることを国民自ら望んでいるかのような動きをして国際社会から信頼を得ることなど出来るのかね?

弾劾訴追案が可決となった最大の焦点だけど、与党から造反議員が12名も出たのは、日本の自民党にもある与党内でも非主流の立場の人達なのか、次の選挙を睨んで自己保身を考えて国民世論に寄り添った弾劾賛成に回ったのか、与党ナンバー2の代表による弾劾の呼び掛けに応じた結果なのか、これら要因による造反行為なのかもしれません。今後は、尹大統領の職務は停止となり、憲法裁判所が弾劾訴追の是非を判断して、弾劾による大統領の罷免が認められれば、新たに大統領を選び直す流れとなるでしょう。

そうなると、反日を掲げる野党に政権を奪われる可能性が高いので、日韓関係に亀裂が生じる事態には不安の種が尽きません。

コメ数666、1位コメの「共感した」数は3091。「共感した」数が多い順に5つピックアップ。「【解説】2度目の採決で「可決」…背景は? 突き動かした20万人の声」12/14(土) 22:36配信のテレビ朝日系(ANN)の記事。

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『韓国大統領の弾劾訴追案を可決 職務停止に 戒厳令巡り』by「毎日新聞」

韓国の国会は14日午後、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対する弾劾訴追案を可決した。野党や無所属議員の賛成に加え、保守系の与党「国民の力」の一部議員が賛成した。尹氏の大統領としての職務は停止され、当面の間、韓悳洙(ハンドクス)首相が権限を代行する。 投票の結果、賛成204、反対85、棄権3、無効8だった。与党議員のうち少なくとも12人が賛成票を投じた。 180日以内に憲法裁判所が弾劾訴追の是非を判断する。憲法裁が弾劾を認めれば、尹氏は罷免され、60日以内に大統領選が実施される。 尹氏が3日夜に宣布した「非常戒厳」を巡り、最大野党「共に民主党」など野党6党は「違憲」だと批判。尹氏の弾劾を求める議案は7日、国会での投票に与党議員のほとんどが参加せず廃案となったが、野党側は12日に2回目の弾劾訴追案を提出していた。 捜査当局は、内乱などの容疑で尹氏の立件を目指している。現職大統領には不訴追特権があるが、内乱罪は例外。尹氏は12日、「弾劾しようが捜査しようが、私はこれに堂々と立ち向かう」と述べている。 韓国大統領に対する弾劾訴追は3例目。2004年の盧武鉉(ノムヒョン)氏に対する弾劾訴追は憲法裁が棄却し、盧氏は罷免を免れた。16年の朴槿恵(パククネ)氏への弾劾訴追は憲法裁が妥当と判断。朴氏は罷免された。 韓国の尹錫悦大統領が弾劾訴追案を可決され、職務停止となりました。戒厳令を巡る問題が背景にあります。 先週の弾劾訴追案の採決をボイコットした与党「国民の力」は、今回は全員が参加しました。本会議は午後4時に始まり、1時間ほどで結果が出るという迅速さでした。 与党では「否決」の方針を維持したものの、縛りはかけず、結果として少なくとも12票の「造反」が出た形です。尹錫悦大統領が戒厳令を正当化したうえで「最後まで戦う」という発言をした後、与党内で「弾劾賛成」の雰囲気が広がりました。 現在、韓国の政治は民主化以降、最も荒れており、分裂も深刻化しています。ここで注目されるのは大統領代行を務める韓悳洙国務総理です。彼が韓国の政治を安定化させ、国民からの信頼を回復できるのか、または「敗戦処理投手」となるのかは、大統領代行の働きにかかっています。 また、憲法裁判所にて、今回国会で可決された弾劾訴追案に対する最終判決が下されるのは「180日以内」であることが示されています。これは約6ヶ月後に次の大統領選挙が前倒しで行われる可能性もあることを意味します。 尹大統領の弾劾は、アメリカでも特別な関心を呼んでいます。ドナルド・トランプ次期大統領が議会下院に弾劾訴追された事件との類似点が指摘されており、韓国の政治状況は、アメリカの人々に自国の民主主義の現状を再考させています。 “` (Note: The “ tag includes a placeholder URL for the image; please replace it with…

『【速報】25歳の米兵に懲役5年 少女誘拐暴行事件で那覇地裁 「少女の証言は信用できる」と判断』by「沖縄タイムス」

昨年12月、沖縄本島中部の公園にいた16歳未満の少女を車で自宅へ連れ去り、性的暴行を加えたとして、わいせつ目的誘拐、不同意性交の罪に問われた米軍嘉手納基地所属の空軍兵長の男(25)の判決公判が13日、那覇地裁であり、佐藤哲郎裁判長は懲役5年(求刑懲役7年)を言い渡した。佐藤裁判長は、少女の証言は信用できると判断したと述べた。 公判では、被害少女の年齢に対する被告の認識、同意の有無、わいせつ目的で連れ去ったか―などが主な争点となっていた。 兵長の男は少女の年齢を18歳と認識し、「性的行為に同意はあった」「(乗車させた時に)わいせつなことをする意図はなかった」などと無罪を主張していた。 Aさんが英語・日本語・ジェスチャーで自分の年齢を伝えたと証言し、このジェスチャーと見られる様子が防犯カメラ映像に残っていることなど、Aさんの証言がそのほかの証拠と整合声があると判断されていました。 求刑7年から5年に減刑された理由は、前科がないことや類似事案との比較が挙げられていました。 【那覇地裁に入る、被告を乗せたとみられる車両=13日午後1時29分、那覇市樋川(沖縄タイムス)】 補足 判決を傍聴しました。 裁判長が示した5つの争点と判断は次のとおりです。 被告人は被害者(Aさん)の年齢を認識していたか→認識していた 不同意わいせつではなく、不同意性交等にあたる行為があったか→あった Aさんは同意していたか→同意していなかった Aさんの同意がないことを被告人は認識していたか→「やめて」「ストップ」と言われた後も行為を続けた(同意がないことを認識していた) 被告人がAさんを車に乗せる際にわいせつ目的があったか→あった Aさんが英語・日本語・ジェスチャーで自分の年齢を伝えたと証言し、このジェスチャーと見られる様子が防犯カメラ映像に残っていることなど、Aさんの証言がそのほかの証拠と整合声があると判断されていました。 求刑7年から5年に減刑された理由は、前科がないことや類似事案との比較が挙げられていました。 「毎回思うが軽すぎるよ。被害者の事思うとたった5年(求刑でも7年)…やりきれないよ。」 「自分よりずっと体の大きい海外の男、しかも兵士に体を掴まれて、怖かっただろうな。言葉も通じないし。逆らったら何をされるかわかんないし。」 「屈強な軍人相手に少女が抵抗できるはずも無く、この手の犯罪は本当に卑劣だと思います。」 コメ数558、1位コメの「共感した」数は3099。 「【速報】25歳の米兵に懲役5年 少女誘拐暴行事件で那覇地裁 「少女の証言は信用できる」と判断」12/13(金) 14:04配信の沖縄タイムスの記事。 “`Note: The image source (`src`) should be…

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