よみうりランドの「バンデット」客乗せたまま緊急停止 約1時間半後に全員を救助(2024年12月1日)

よみうりランドのジェットコースター「バンデット」が客を乗せたまま緊急停止。 高さ49メートルの位置で約1時間半にわたり停止。 乗客は無事に救助され、全員が安全に地上に降ろされる。 緊急停止の原因は現在調査中。 遊園地は安全対策の強化を約束。

秋田の“スーパー居座りクマ”ついに捕獲…体長1m体重70kgのメス殺処分へ 福島では「空き家にクマ」冬眠前に各地で出没

カメラに映る黒い塊。 秋田市のスーパーに3日間にわたって居座ったとみられるクマです。 この姿が捉えられたのは、クマがスーパーで男性従業員を襲う約9時間前の11月29日午後9時過ぎ、場所は、居座ったスーパーに程近い歴史館の駐車場です。 周囲に山などはなく、住宅が密集するエリアに現れたクマ。 住民からは「まさかこういうところに出るとは思わなかった。どこから来たんだろう」と驚きの声が聞かれました。 2日間にわたってにらみ合いが続いた末、ついに12月2日の朝、中に設置された箱わなが作動しました。 その後、猟友会が麻酔銃で眠らせてから店の外に運び出しました。 捕獲されたクマは、体長約1メートル体重約70kgのメスで、最終的には殺処分される予定です。 クマが現れたのは、秋田だけではありません。福島・喜多方市の空き家にもクマが侵入しました。 目撃した人は「おとなしく柿食べている。体長は1メートル以内、50~60㎏くらい」と話します。 2日午前9時50分ごろ、住民から市役所に「空き家にクマがいる」と通報が寄せられました。   通報を受けた市と警察、猟友会は、住民を避難させたうえで周辺の立ち入りを規制して対応。 そして、午後2時前、現場に緊張が走りました。 猟友会が鳴らした爆竹の音が、10発以上「パン、パン」と鳴り響きました。 体長約1メートルのクマは、この音に驚いてか、山へと走り去ったということです。 クマによるけが人はいませんでした。 冬眠前に各地で相次ぐ居座りクマの出没。いったい、なぜなのでしょうか。 パンク町田氏は「冬眠前は栄養価の高い餌を求めるために活発に活動する。クマが増加しているので、今までいなかった地域にまで出没することになるので人間と出くわす機会が多くなる」と話します。 万が一、クマと遭遇してしまった場合は、急に動いたり大声を出したりせずにゆっくりクマから遠ざかることが重要です。今すぐ見る 👉

“なりすまし住職”がお布施約1億円を荒稼ぎか 正体は“別の寺の僧侶”…「おじいさんの遺言」 損害賠償求め大阪地裁に提訴

大阪にある寺の僧侶が「数年前から住職に法要をしてもらっている」という話を聞きましたが、実は、その住職は「なりすましの住職」でした。 「『自分が住職だ』『西方寺の関係者だ』と名乗り、葬儀や法要をしていた」と話すのは”住職のなりすまし”被害を受けたと訴える、東大阪市にある「西方寺」の僧侶・井尻雄二郎さん(62)。 事の発端は2023年11月、井尻さんが門徒から聞いた「(門徒が)『数年前から法要をしていただいている』ということ、『西方寺の住職だ』と言っていたから私たちは信じたと」という話でした。 井尻さんが門徒に「その方は住職ではない」と伝えたところ、後日、「その人が通夜の読経をするから立ち会ってほしい」と依頼が。 当日、井尻さんが目にしたのは法衣を着て現れた男性。 あたかも「西方寺の住職」として読経しようとしていたのです。 西方寺・井尻僧侶: 門徒さんだましたらダメです。悪いと思ってるんだったら謝りなさい、まず。 なしすました男性: 私が悪いだけです、説明しなかった。 西方寺・井尻僧侶: きちんと謝罪しなさい。あなたが住職や副住職になった経過も僧籍を西方寺になった形跡も一切ありません。今後一切、西方寺の名前を使わないでください。 なりすました男性: おじいさん遺言なんです。 西方寺・井尻僧侶: 遺言なんてありません。関係ない人が何で、寺の名前使うんですか。そして、お布施をいただいたり法要したり、法名付けたり。門徒さんに申し訳ないと思いませんか。 遺言だったと言い張る男性は、なんと別の寺の僧侶だったのです。 男性は父が西方寺の僧侶で、12年前に父が亡くなった後は門徒を引き継ぎ、法要をしていたなどと説明。 しかし、門徒の名簿は勝手に引き継いだもので、寺の電話番号として男性の自宅の番号を書いたカレンダーを配っていました。 寺によると、こうした「なりすまし」は10年以上前から続いてきたとみられることが分かりました。 FNNが男性への取材を試みましたが、今のところ話を聞けていません。 お布施は本来寺に入るもので、男性側の利益が寺の損害にあたると主張し、西方寺は2024年9月、男性側に損害賠償を求め大阪地裁に提訴。 訴状によると、10年以上の「なりすまし」行為などへの請求額は約1億円に上ります。 先週行われた1回目の弁論では、男性側は請求を棄却するよう求めたということです。 西方寺・井尻僧侶は「僧侶として、これが正しいことなのか、もう一度自問自答してほしい」と話しました。