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中山美穂さん死因判明 ドカベンの入浴法が話題に ネット「このシーンを思い出した」「足から温めて…」

都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった歌手の中山美穂さん(享年54)の死因が8日、判明した。所属事務所は警察の解剖結果を受けて「事件性はなく、入浴中に起きた不慮の事故」と発表。捜査関係者は「入浴中に溺れて亡くなったということです」と話した。

冬場の浴室では、急激な気温の変化により血圧が変動して心臓や血管の疾患を発症するヒートショックがより一層起きやすい。

中山さんについては、ヒートショックや入浴前に飲酒があったかどうかなど、具体的な要因は示されていないが、「入浴中の不慮の事故」との発表にヒートショック対策を考える人も多く、そこで人気漫画シリーズ「ドカベン」の入浴方法がネット上では話題となった。

心臓によくない入浴を避けるためとして、主人公の山田太郎がまず足を温め、それから下半身を温め…などと指南する場面がある。ネットでは「山田太郎の入浴方法を思い出した」「手や足など心臓から遠い場所に湯かけて体をお湯に慣れさせるのがいいと聞いて、山田太郎のように足を温めてから入る」など、さまざまな声が上がった。

消費者庁の分析調査によると、入浴中のアクシデントで命を落とす人は全国で年間1万9000人と推計される。65歳以上では交通事故死の約2倍という。

中山さんは6日、東京都渋谷区の自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。この日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」の大阪公演が予定されていたが、午前9時の待ち合わせ場所に中山さんは現れず、不審に思った事務所関係者が自宅を訪れ、浴槽で亡くなっていたのを発見した。

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