俳優の吉沢亮(30)が昨年12月、自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして、住居侵入の疑いで、警視庁から任意で事情を聴かれていることが6日、捜査関係者への取材で分かった。「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」CMキャラクターとして起用していたアサヒビールは7日、契約を中途解約すると発表した。
本紙の取材に対して同社広報部は「吉沢亮さんに関する事案に関しましては、アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません。当社は今後、吉沢さんを起用した広告は展開いたしません。契約についても中途解約します」と答えた。
広報担当者によると、CMは同社の他の物に差し替え、促販物などは撤去する。6日にはすでに公式サイトから吉沢の写真や動画が削除されていた。契約の期間などについては「個別の契約については公表しておりません」とした。
捜査関係者によると、昨年12月30日午前10時30分ごろ、吉沢が港区のマンションの自室隣の住宅に侵入。この住宅の女性が気付き、家族が110番通報した。吉沢は警視庁の任意の調べに前日29日夜から酒を飲んでいたと説明し「記憶を飛ばした。トイレをしたくて勝手に入ってしまったと思います」などと話しているという。