感染症悪化で右腕切断の佐野慈紀さん 学童軟式野球全国大会で始球式 左腕からピッカリ投法でツーバン投球

今年5月に感染症の悪化のため、右腕切断手術を受けた元プロ野球選手の佐野慈紀さん(56)が21日、神宮球場で行われた学童野球全国大会の始球式に登場。近鉄、中日などで活躍した現役当時とは異なる「左腕」からお馴染みの「ピッカリ投法」を披露した。 佐野さん自らがシニアディレクターを務める学童軟式野球「くら寿司トーナメント2024 第18thポップアスリートカップ」。ファイナルトーナメントに集結した全国14チームの小学生を前に“復活”のマウンドに立った。 優勝旗返還、選手宣誓など開会式が行われた後に登場。投球前には「僕は腕を無くしましたけど、落ち込むことなく色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。今日この場で左投げで始球式をします。その姿をみなさんへのエールという形で送りたいと思います。選手のみなさん、頑張ってください」とあいさつした。 車椅子でマウンド付近に向かうと、マウンドの手前に立ち、グラブは右脇に挟んで左腕で帽子を落とすお馴染みの「ピッカリ投法」を披露。左腕からの投球はツーバウンドしたものの、しっかりと捕手のミットに収まり、選手や観客からは大きな拍手が沸き起こった。 新調した金色のグラブには「かがや毛」と刺しゅう。投球を終えた佐野さんは「ちゃんと帽子飛んでた?(自己採点は)マイナス10点かな?」とコメント。観客、選手たちから大きな拍手を送られ、満面の笑みを見せていた。 大会パンフレットでは、始球式に向けて「今年も大会が開催されることを大変うれしく思っております。毎年この大会の学童たちのハツラツとした姿を見ることが大きな楽しみの一つでもあります。その大切な大会の始球式をありがたいことに仰せつかりました。みなさまの前で思い切り振りかぶり投げ込みたいと思います」と意気込んでいた。 また、右腕を切断したことにも言及。「私は病気の影響で右腕を失うこととなりました。利き腕でもある右腕、たくさん投げてきた右腕を失うことは大変なショックでもあります。しかしながら落ち込んでも仕方がない。生きるために前を向くために思い浮かんだのが左で投げることでした。もちろん病気からは逃れません。でもどんな状況になってもチャレンジすることで自分自身にもたくさんの可能性が生まれてきます。チャレンジすること、これは私が大好きな野球から教わった大きな財産です。下を向くことなくこれからもチャレンジすることはやめません。諦めたらそれで終わりならばチャレンジあるのみです」と自身の経験を交えながら子供たちにチャレンジすることの重要性を訴えた。 同大会は全国で1590チームが参加。今月21日から2日間の予定で、勝ち上がった14チームによるファイナルトーナメントを行い、日本一を決める。

近藤夏子アナ、母親との二人旅写真に驚がくの声「お母さん、中山美穂かと思ってしまった」

TBSの近藤夏子アナウンサーが15日、自身のインスタグラムを更新。美し過ぎる母親とのツーショットを披露した。  14日の「母の日」を受け、新幹線の車内と見られる母親との笑顔のツーショットを披露した近藤アナ。  「#イケイケマミー」「#母の日」「#親娘旅」のハッシュタグのもと、「いつもありがとう お母さんと旅行するのがいちばん楽しい!」とつづると、「よく食べ、よく笑い、よく動く!! 次はどこに行こうかな 写真は前の旅行の時のもの」と続けた。  この投稿には「仲良しでいい写真」の声の他、「お母さん、中山美穂かと思ってしまった」「お母さん綺麗ですね~」など美し過ぎる母親への称賛の声が集まった。

山田裕貴、「歩いては立ち止まり」持病の苦しさを告白…「無理せず、お大事に」と気遣う声が続出

俳優の山田裕貴が20日に自身のSNSを更新し、近況について明かした。 自身のX(旧ツイッター)で「今日は喘息(ぜんそく)がひどすぎて 歩いては立ち止まり 歩いては立ち止まり沖縄では一回も苦しくならなかったのに」と喘息の症状に悩まされていることを告白。 「健康っていいなぁって 本当に思うようになったので 皆さんもお身体にはお気をつけて 仕事納めまでがんばるぞー」とファンの健康を気遣うメッセージを寄せ、意気込みを語った。 この投稿に「急に寒くなり体調も崩しやすいですよね」「わたしも喘息が酷いときは同じように休みながら移動とかしてました」「無理せず、お大事に」「健康のありがたさが身に染みますね」などの声が寄せられている。 山田は今年3月31日、元乃木坂46の女優・西野七瀬との結婚を発表した。